daasとはどんなメリットがあるのか

デバイス管理を効果的に行ったり、セキュリティ対策やワークスタイルの変革など、多彩なメリットを生み出すと言われているのが「DaaS(仮想デスクトップサービス)」です。DaaSはOSまたはアプリケーションなどを搭載せず、ネットワークを経由してクラウドサーバー上にある仮想デスクトップ環境を活用することで、オフィスだけに限らず、外出先でも自宅にいてもオフィスと同じ業務環境を実現できることで注目されています。しかし、初心者の方にとっては、実際にdaasとはどのようなメリットがあるのか、良く分からないという方もいらっしゃるでしょう。DaaSを利用すると、クラウド上において仮想デスクトップ環境が動作し、ユーザーがアクセスすることで業務を行うことができます。そこで今回は、DaaSが持つメリットについてご紹介します。

情報漏えいのリスクを軽減し柔軟に活用できる

daasとは、会社のLANの中でシステムが完結するのではなく、インターネット越しに存在するサーバー上で仮想デスクトップを使うことになります。業務として作成するデータは、クラウドサーバーに全て保管されるため、ローカルクライアントのPC上には一切残らない点が大きな特徴です。そのため、仮にそのPCが紛失したり、盗難にあった場合でも、正しい手順に従ってDaaSに接続されなければ、情報の漏えいが起こることはありません。また、データを保管するデスクトップOSはクラウド上に存在することから、社内はもちろん社外からでも柔軟に活用できます。端末についても、DaaSに接続可能なネットワーク環境があれば、ユーザーが使うPCなどの端末は、必要となるスペックを満たすなら、種類を問いません。デスクトップPCやノートブック、2-in-1型タブレットなど、多様化する多くの端末からでも利用が可能です。

初期コストも運用コストも軽減できる

daasとは、導入面でも運用面でも大きなメリットがあるサービスです。社内のネットワークで運用される従来型VDIでは、ユーザーの人数や利用負荷によって大規模化するサーバーを導入し、メンテナンスも自社でしなければなりません。初期コストと日々運用するコストも膨大になります。例えば、1000人のユーザーなら、導入するために数億円の投資が必要とされています。しかし、クラウドサービスとしてのdaaとは、サーバーに関する設備を自社で準備する必要がなく、「最初の段階では数十名分だけ」などのスモールスタートもできるようになります。サーバーリソースもフレキシブルに変えることが可能です。本格展開するタイミングや事業の規模に合わせて段階的にユーザー数を増やすことができ、コントロールがしやすいのも特徴です。サーバーのメンテナンスも自社で行う必要がないので、社内のユーザーをサポートするために運用管理の担当者を置くだけで済みます。